不幸の裏側

現実のしくみ
この記事は約4分で読めます。

あなたの現実が今不幸である時、それは幸福の裏側に居ます。でも、そこは幸せへと続いています。

オセロのようにひっくり返すだけなのです。

何故自分ばかり不幸な現実の中に居るのだろう?何故幸せになれないのだろう?と思っている人は読んでみてください。

不幸とは

そもそも不幸とは、ある事象においてのひとつの側面に過ぎません。

ふこう【不幸】

1.《名・ダナ》幸福でないこと。ふしあわせ。 「―中の幸い」

2.《名》みうちの者に死なれること。

不幸は感じ方のひとつです。幸福でないということは、

こうふく【幸福】

《名・ダナ》恵まれた状態にあって、満足に楽しく感ずること。しあわせ。

の状態ではないということです。しかし、その幸福の定義でさえ、感じ方のひとつだということに気付いてください。

幸福は誰かと比較できるものでもなく、また不幸も誰かと比較できるものではありません。比較し判定しているものがあるとするなら、それは紛れもなくあなた自身です。他人の幸せや他人の不幸せは、はかることができません。

そう思うあなたが、ただそこに居るだけです。

幸福と不幸のある場所

あなたや私にとって、幸福や不幸はどこにあるのでしょうか。答えは自分の中です。

幸せや不幸せのスケール、条件などさまざまな定義は人それぞれで、あなたの定義はあなたの中にあり、私の定義は私の中にあります。

皆、自分の中の幸せを探していますが、気づいていない人は、必死に自分の外側に幸せを探していて疲弊してしまっています。

自分が定義して、その基準を満たすかどうかの審査員も自分であるなら、幸福も不幸もあなた次第だということになります。

幸福を外側に求めている時、たどり着くのが困難です。外側には幸福は存在していないからです。

外側を見て不幸だと思う時、その思っている場所を感じてみてください。きっとそれはあなたの内側で起こっていることです。あなたはあなたの内側で不幸だと感じています。もしあなたが外側で不幸を感じていると言うのなら、あなた自身は存在していません。(存在できません)

幸福であるか不幸であるかはあなたの主観であり、その主観はあなたの内側にしか存在できないのです。

よろしければ関連記事もどうぞ。

幸福や不幸のある場所はあなたの内側だったという事です。

内側をなんとかする

あなたがやるべきことは、あなたの内側をなんとかするだけなのです。

外側にはあなたの求める物はなにもありません(最終的には)。あなたが幸福を感じたいと思う時、もしかしたら「〇〇が手に入ったら幸せ」などと、色んな条件を付けているかも知れません。ですが、逆に考えて、あなたは何故〇〇が欲しいのか、きっと幸せになりたいから、安心したいから、楽しみたいから、などポジティブな気持ちを得たいからではないでしょうか。

そのポジティブな気持ちは先に自分で得る事ができるということを知ってください。

また、外側のあなたの欲する現象化はあなたの内面に呼応します。

理由もなく幸せになってはいけないのですか?理由もなく安心してはいけないのですか?理由もなく楽しくあってはいけないのですか?

それらは、全てあなたが勝手に設けている制限にすぎません。今のあなたが幸せでないのはあなたが幸せであることを許していないからなのです。

あなたの内側をなんとかすれば、あなたの外側もなんとかなります。なぜならあなたの外側はあなたの内側の投影にすぎないからです。

なぜ不幸が存在するのか

あなたにとってひとつもメリットがなさそうな不幸ですが、ではなぜ不幸ということ、ネガティブな事が存在するのでしょうか。実は、幸福と不幸は表裏一体なのです。あなたは、不幸がないと幸福を感じられないのです。それは、光がないと影ができないことにも似ています。

あなたが幸福だと感じる時、もしも、それが普通の事だったらそれほど感情を揺さぶられる事なく、普段の出来事と変わりません。まるであなたが呼吸している事のようにごく自然な事なので感動しません。呼吸ができていること、空気を吸える事に深く感動し感謝している人が居たとすれば、それだけでその人は幸せです。

ですが、あなたはもしかするとキラキラするような胸踊るようなラッキーな出来事や、心の底から幸せを感じたいと思っているかも知れません。もしそうであるなら、あなたは不幸な状態を知る必要がありました。何と比べて幸せなのか、どのような状態でなかったら幸せなのか、幸せを感じる為に不幸を知ったのです。

あなたが体験した不都合は、あなたをより楽しませるために現実が用意したプレゼントとも言えます。

今、あなたが不幸を感じているなら、それはラッキーなことです。あなたは幸せになるチャンスを既に手にしています。

コメント

タイトルとURLをコピーしました