思い通りにいかない時

願望実現の事や意識の事、思考の事などわかってきて「さて、世界に良い意識を反映するぞ！」と思った矢先についてない事が起こったり、予期せぬトラブルに巻き込まれたりすることもあるかも知れません。

または、辛い現実の中で願望実現の方法を模索している時でも構いません。

「思い通りにいかないな」という思いが沸き上がった時に読んでもらいたい記事です。

思い通りにいかない現実とは

思い通りにいかない時、「思い通りにいかないな」と思っているだけで、本当は思う通りになっているはずなのです。どの思いが通っているのか、自分は何を思っているのかを確認します。

この現実は何を見せようとしているのか？あなたに何を知らせようとしているのか？

ひとつずつ丁寧に現実と思考の答え合わせをします。

その現実の意味や理由がわかれば、納得したり、改善したりできます。意識の切り替えを意図的にできるようになるからです。

人はわからない事に不安を感じます。不安を手放すためにも現実が何を反映しているのかを知りましょう。

あなたの現実がうまくいっていない時、考えらえるのは以下です。

• 何かを知らせようとしている
• 裏で別の事が叶っている

何かを知らせようとしている

一見不都合な現実はあなたに何かを伝えようとしています。現実はあなたの意識を反映しているので、あなたがあなたにとって不都合な何かを思っているということです。

今見ている不都合な現実を全て書き出します。

その書き出した不都合な現実を見てあなたはどう思うでしょうか？「まったく不都合だなぁ」と思うでしょうね。あなたが不都合だと思っているからその現実を見ているのです。

物事にはあらゆる側面が存在しています。何をチョイスするのかは自由です。

そして、あるものごと（現実）の不都合な側面を見ている時、不都合な側面を選択している時、「不都合だなぁ」と思うわけです。

現実はあなたに「選択間違ってませんか？」と知らせています。

裏で別の事が叶っている

不都合な現実と好都合な現実はセットになっています。そもそも同時に存在しています。あなたがどちらを選択するのかであなたの現実が決定していっています。

不都合な裏側で何が叶っているのかをみてみましょう。

例えば…会社でお昼を食べようと思ったら財布を忘れた事に気づいた。

チッ！と舌打ちしながら「まったくツイてないな」と思います。

でもよく考えると、最近体重の増加を気にしていて食事制限をしなきゃと思っていた…とか、財布がないおかげで会社の嫌な人と食事に行かなくて良くなった…とか、無駄使いを辞めようと思っていた…とか、何らかのあなたの別の願望が叶っているはずなのです。

本当はその不都合に見える現実すら叶っているのですけどね。なぜ思い通りにいかないと感じるのでしょうか？

重要なのは思い通りに思う事

人は自分が思っている事は、自分が思いたい事だと信じて疑わないのですが、多くの人は自分が思いたい事を思っていません。

見たくないものに目を向け、不都合な現実を想像し、思いたくもない事を思っています。ニュース番組での不祥事やワイドショーなどのゴシップを好んだり、自分の現実には望まない展開のドラマを見たりという心当たりはありませんか？

あなたが何故「思い通りにいかないな」と思うのかと言えば、あなたが創った現実がそうじゃない感じに仕上がっているからですよね？

なぜ、そうじゃない感じに仕上がっているのかの理由ですが、その前に現実はどうやってできているのかを思い出してください。

現実はあなたの選択と認識で出来上がっています。

それなのにそうじゃない感じに仕上がっているのはおかしいですよね？

現実のしくみは常に正常に作動します。じゃあ、そうじゃない感じを創り出しているのは・・・？

もうおわかりでしょうが、思いたいように思えていない人がそうじゃない感じを創り出しています。自分の思考すらもコントロールできていなかったということです。

今、この瞬間から思いたい事を思う（望んでいる事を考える）と決断しましょう。

現実に飲み込まれない事も重要

現実を見てああでもないこうでもないというのは意味がない事だというのはこのブログの他の記事を色々と読んで頂ければ理解できると思います。

しかし、いざ目の前に求めていない現実が展開している時、それがリアルに感じられてしまいます。本当は、目の前にある現実と、今からあなたが創造する現実には関係はなく、あなたが決める事が現実になるのですが・・・。

今目の前に展開している不都合な現実は、あなたが思うように思えなかった結果なので、思い通りではないだけなのです。

今目の前の現実がどうであれ、あなたが在りたい自分を選択する事は可能です。

目の前の現実はホログラム（幻想）だと思って、あなたはあなたのやるべき事（思い通りに思う事）を全うしてください。

思い通りに思う事なんて簡単なはずでなのですが、今目の前の現実が思い通りになっていないということは、思い通りに思う事ができていないという証拠です。

目の前の現実に振り回されず、望まない事に意識を向けず、あなたはただ自分が思いたい通りに思ってください。現実はあなたが創っています。

まとめ

• 思い通りの現実じゃない時、思いたい事を思っていない（思いたくない事を思っている）
• 思いたい事を思う為に、思いたくない事に意識を集中しない
• 目の前の現実に不都合な意味を見出さない
• 目の前の現実にとらわれず、在りたい自分になる

※思いたい事を思えていないなと気付いたら、思いたい事を思う練習からはじめてみると良いです。一度、自分が常に何を考えているのかチェックしてみると良いです。

そのうちに「思い通り」の本当の意味がわかります。

思いたい事を思えるようになった時、目の前の現実は思い通りになっているはずです。