今目の前の現実が望んでいない状態の方に読んで欲しいテキストです。
現実は思った通りになる、思考は現実になるというけど、今目の前の現実は望んでも居ないし、思った通りではない!という人、結構いますよね?
中にはこんな感じの人居ませんか?彼氏と喧嘩してしまった、好きなのに別れてしまった。サービス残業なんてしたくないのに社畜です。贅沢したいのにお金がない…とか。悲しい現実ですよね。
ですが、実はそれも自分で選択した現実なんです。望まない(と思っている)現実を選択しているということです。望んでないのに選択しているというとそこに矛盾を感じてしまいますよね。
これ、他の記事でも何度もお伝えしていますが、望んでないと思っているだけで実は望んでいるのです。
選択した現実=望んでいることです。
誰が??
望まない現実を選択してるのは?だれ?
望んでないのに望んでるってどういうこと??
- あなた(私)=今、あなた(私)があなた(私)だと認識してる自分(顕在意識)
- あなた(私)=あなた(私)が認識していない領域の自分(潜在意識)
望んでないように見えて、この2番の自分が望んでいるってことになります。
わかりやすいように1と2にわけて書いています。実際には、どれも自分なので分ける事自体おかしな話なのですが、ここは便宜上。ね。
現実、世界、全て。自分で出来上がってるわけですが、そこには認識できない自分と認識できる自分が存在しています。認識する(できる)か、しない(できない)かも自分次第なのですが、なぜそうなのかは自分にしかわかりません。
なので、2のあなた(私)が1で望んでない現実を選択してしまっているというのが、実際のところ辛い(望んでいない)現実なわけです。
なぜ2の自分は1では望んでないのに辛い現実を選んでしまうのでしょうか?
感情に良し悪しはない
喜怒哀楽の感情に良し悪しの感想を持っているのは1の自分です。2の自分には愛しかないので、全て良しなのです(本当は良しもありませんが・・・)。少しわかりにくいかもしれませんが、2の自分は表現されるすべての物をジャッジしません。1で悪いと思っているものも2にとっては悪くはないのです。
喜怒哀楽全てをそのままに受け取るのが2の自分です。多くの人は、怒哀は悪いもの喜楽は良いものと思いがちですが、本当の自分2はそうは思っていないのです。
自分が今どんな現実を選びたいと思っているのかを1は知る事はできますが、1のままでコントロールできません。
2の自分は全ての事を体験したいと思っているので、1が悪いと思っている感情も体験しようとします。その1が悪いと思っている感情も2にとっては必要なのです。この世界がコントラストで表現されている以上、悪いを体験しないと良いがわからないのです。
2の自分は好奇心をもった寂しがり屋なのかもしれませんね。
でも、嫌な感情は持ちたくないですよね…
感情に蓋をすると何がダメ?
1の自分は嫌な感情を持ちたくないと思っていますが、2の自分はそれを体験したいと思っています。どちらが優先されるかは皆さんもご存知の通り、2の自分の体験したいという方が優先されます。ですが、1の自分は頑なにそれを体験したくないと思うので、避けて通ろうとします。
するとどうなるでしょう?
2の自分はそれを体験する為に1が避けて通ろうとするどのルートでもそれを持ってこようとしてしまいます。これが、俗に言われる「感情に蓋をする」と「再配達が起こる」というものです。
現実や世界に良いや悪いはなくただ存在しているだけの時、「感情に蓋をする」ことも「再配達が起こる」ことも別に悪い事ではありません。ただ、1の自分はそれを体験したくないと思っているので、そこが問題なのです。
少し前にお話ししたように、感情に良いとか悪いとかありません。2の自分は体験したいと思っているだけなので、体験させてしまえば納得します。
では、その嫌な感情を誘発する出来事を体験している時の1の対処法として正しいのは…?
「認める事」です。これしかありません。
- この現実を自分が選んでいること
- 自分は今嫌だなと思っていること
- それ(1と2)を踏まえた上で別の現実を選びたいと思っている事
これらをまるっと認めるだけです。これが、「感じきる」ということです。
どんな現実を選ぶか
どんな現実を選ぶのかは自分次第ですし、仮に選べなくてもそれでもいいと思うことが「手放す」ということです。
じゃあ、結局自分が好きな現実を選べないのか!と感じるかも知れませんが、そうではありません。
2の自分もまた自分を幸せにしたいと常に思っています。では、その「1の自分が思う幸せとは何か」ということを2の自分に教えていく必要があります。
どうやって教えていくのかというと、段階を踏んだ願望実現のテクニックでも良いし、ただそうであると決めてしまうのも良いですし、全てをあるがままに認めてしまうのも良いです。これ!という正解があるようで、人によって正解が違っています。ただ、共通して言えるのは、あなたにはあなただけの世界があるということ。全てはあなた(=愛=世界)で出来ているという事を腑に落とすと見えてくるかもしれません。
他人と比べる事には何の意味もありません。価値観や幸福、感じ方はその人独自のものです。
隣人を羨ましがっても、その隣人が幸福かどうかとは関係ありません。逆も然りです。
自分しかいない自分だけの世界です。
あなたのより良い現実を願っています。
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