潜在意識の自動アップデート

現実のしくみ
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願望を実現するために色々調べて「潜在意識を書き換えたい!」と思う人も少なくないと思います。

これを読んでくれているあなたももしかしたらそうかも知れませんね。今日は潜在意識についてをお伝えします。

潜在意識って?

これを読んでくれてるあなたにとって「潜在意識って?」の話題は今さら感があるかも知れませんね。

「そんなの知ってるよ!水に浮かんだ氷の絵をよく見かける!」ってね。

そうですね、昔に比べて潜在意識というワードやその概念は広く知られています。詳しく知らなくてもなんか聞いたことある、見たことあるって人も多いと思います。

では、答え合わせの意味も込めて調べてみましょう。

潜在意識とは、過去の経験などによって無意識のうちに蓄積された価値観、習慣、思い込みから形成された、自覚されていない意識である。 潜在意識の「潜在」とは「潜っていて見えないが存在する」といった意味合いの言葉である。

weblio辞書

そして、無意識とは…

無意識とは、意識を失っている状態、または精神分析学を創始したジークムント・フロイトの発見に始まる心的過程のうち自我では把握できない領域を言う。

Wikipedia

逆に意識とは…

意識は、一般に、「起きている状態にあること」または「自分の今ある状態や、周囲の状況などを認識できている状態のこと」を指す。 ただし、歴史的、文化的に、この言葉は様々な形で用いられており、その意味は多様である。哲学、心理学、生物学、医学、宗教、日常会話などの中で、様々な意味で用いられる。

Wikipedia

簡単にまとめると、潜在意識とは自覚なく思っていることで顕在意識とは自覚して思っている事と言えます。

そしてその無自覚の意識である潜在意識をどうにかしたいって話ですよね。

潜在意識はどのように形成されるか

先ほどのweblio辞書にもヒントが書かれていました。

潜在意識とは、過去の経験などによって無意識のうちに蓄積された価値観、習慣、思い込みから形成され…

先ほどの引用とは違う部分を強調しました。これはどういう事かと言うと、過去の経験はそれぞれ人によって違うものです。

子供の頃の経験を例にあげると、運動会、遠足、発表会など同じ行事を体験しても、その内容、見るもの・感じるものは人によって違います。

そして形成のひとつに思い込みによるものもあります。昔話や思い出話をみんなでした時に記憶している事が違うというのはよくある事です。

ということは、この潜在意識って絶対的なものではないということがわかります。あなたの(私の)潜在意識が絶対的なものではないってちょっとビックリしますよね。

この過去の経験や価値観、習慣というのは、長年蓄積された家系によるものもあるし、人類が歩んできた(と思っている)道のりにも因ります。しかし、それすらも思い込みからと言えるわけです。

潜在意識は日々アップデートされている

日々を生きるということは、経験の積み重ねとも言えます。

経験から得られる価値観、習慣思い込みは何を形成しますか?

そう、潜在意識です!

ということは、潜在意識は日々アップデートされているということです。ですが、残念なことにこのアップデートは許可なく無断で無意識に行われています。

そうですよね?

では、許可して意識的にアップデートできればどうでしょう?

それは、あなたの探していた答え「潜在意識を(望んでいるものに)書き換えたい!」が叶うという事です。

小まとめ
  1. 潜在意識は日々無意識にアップデートされている
  2. 意識的にアップデートできるのでは?

アップデートとは上書きする場合もあるし、新しいものを追加する場合もあります。システムを最新の状態にすることをアップデートと言います。

意識的にアップデートするには

もしかしたら、ここが一番知りたいところではないですか?

ここで躓いている人は、色んな情報を入手しすぎて情報過多になっている場合もあれば、いきなり飛躍しすぎている場合もあります。(結果ついていけていない)

確実に到達するためにステップバイステップで1段ずつ階段を上がっていくように進むと良いかも知れません。

決まりはありません。あなたが顕在意識で抵抗感なくすすめていける方法で試してみてください。いくつか、例をあげておきます。(他にもたくさんあります)

  • 現実を疑う
  • 常識を疑う
  • 好ましい解釈をする

現実を疑う

今あなたの目の前に広がっている現実は、あなたがこれまで培ってきたもの、あなたの潜在意識フィルターを通して見ている世界です。

そのフィルターを偏見と呼ぶこともあります。

あなたの見ている現実は、本当の現実ではないかも知れません。あなたの思い込みを取り去った目で見た時、目の前に広がる現実は変わっていることでしょう。それは、実は現実が変わったのではなく、あなた自身が変わったという証拠です。

常識を疑う

常識もまた、価値観、習慣と同じく、長年蓄積された思い込みを由来として、人によって違うものです。自分の常識は他人の非常識という言い回しがよく使われています。

あなたが常識だと思っていること、非常識だと思っている事はどうやって形成されたのかを考えた時、それが揺るぎないものだと言い切れない事に気づくでしょう。

親に言われたから、先生に言われたから、テレビでネットで雑誌で見たから、そのソースは信用できますか?

好ましい解釈をする

現実に対して常に好ましい解釈をすることにより潜在意識を意識的に好ましい方向にアップデートできます。

どうせ、潜在意識は他人と共有しない自分だけのものです。(集合意識については別の機会に説明します)自分だけのものなら自分で好きなように解釈して、アップデートしても良いと思いませんか?

自分だけのものだから好きなように解釈したらいいと言いましたが、自己中になるということではありません。物事の良い側面をみるということです。

自己中になってもいいのですが、自己中ということに対してあなたがネガティブな意味を感じていたり、少しでも悪い事だと認識していれば、その解釈の属性はネガティブな悪い事になります。

自由に好ましい解釈をするというのは、好ましい側面良い側面を見つけるということや、フラットな目線でそれを解釈するということです。

好ましい自動アップデートにする

日々の経験の積み重ねにより潜在意識がアップデートされていて、それは無意識に行われていると伝えました。

次に、意識的アップデートで潜在意識は好きなように書き換えられることがわかりました。

そして、その意識的アップデートを好ましい自動アップデートに切り替えたい場合はどうすれば良いのかをお伝えします。

意識的アップデートを繰り返し行う。が答えです。

人は反復の行動言動によりそれを自動で行うことができるようになるよう創られています。

あなたが話したり、歩いたり、お箸を使ったり色んな事を無意識にできるのは反復練習をしたからですね。それと同じです。

今無意識に行っているアップデートを意識的に行い(矯正して)自動化してください。

具体的には、先ほど述べた

  • 現実を疑う
  • 常識を疑う
  • 好ましい解釈をする

です。

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