答え
最近、〇〇なんですがどうしたら良いですか?という質問を良く頂きます。
一見全く違った悩みにみえますが、根本的なところは同じです。
私は何度も同じ返事を返しています。「“現実のしくみ“を理解してください、また理解しようとしてください。」と。
今回は似たような質問にまとめてお答えいたしますが、先に答えを書いておきます。
その答えだけで理解できた場合、先を読み進める必要はありません。
答え:あなたは見たくないと思っているものに目を向けている
ケース1:失恋しました
質問を一部引用させていただきます。
彼氏に浮気されて振られました。
彼氏の携帯を見たらLINEに浮気相手との会話や私の悪口を友達に言っている会話がありました。彼氏とは同棲していました。彼氏は出て行って次は浮気相手と同棲すると言ってました。生活費も大変になるし悔しいし悲しいです。絶対に後悔させてやりたい見返してやりたいと思っています。潜在意識を使って彼氏とよりを戻せますか?よりを戻すにはどうしたらいいですか?辛いです。
パートナーの方との別れは辛いですよね。随分混乱されているようですが…。
まずは、もう少し他の記事にも目を通して頂いて、ある程度しくみを理解してもらう方が良いかも知れません。
(例)嫌なこと玉
あなたは全ての事を関連付けて全ての事をごちゃまぜにして「嫌なこと玉」という大きな玉を作り上げました。そしてその玉を眺めたり中に入ったり、触ったり味わったりして嫌な感情を十分に堪能している最中です。
「玉」は誰でもいつでも自分の好きなものを作れます。「たのしい玉」「おいしい玉」「気分が良い玉」「悲しい玉」。あなたは、自分の思う嫌な事を集めて嫌な玉を作りました。
なぜ彼氏の携帯を見たのでしょうか?きっとあなたは浮気の証拠が欲しかったのでしょう。もしかしたら、自分の悪口を言っている会話が見たかったのかも知れませんね。そして、それを見つけた時あなたは「やっぱりね…」と思ったはずです。
当然です。だって、この世界は「あなたの思い通り(思った通り)」の世界なんですから。あなたがそれを認識した=あなたの世界に採用した(された)ということです。
玉の中身
玉を分解してみましょう 。ご自身の思考をバラバラに分解して並べて眺めてみてください。
- 振られた
- 浮気された
- 浮気相手とLINEしていた
- 悪口言われた
- 彼氏が出て行った
- 生活費が大変
- 悔しい
- 悲しい
- 後悔させてやりたい
- 見返してやりたい
- よりを戻したい
頂いた内容から単にリスト化しただけですが、思考の大半が相手主体となっている事にお気づきでしょうか?恋愛の事で悩んでいるのだから当然だと思いますか?いいえ、現実のしくみはそうではないですよね?主体は自分です。
あなたは、単に“元彼氏”を通して嫌な気分を味わいたかっただけだと気付きます。そんなことはない!!本当に辛い!!と言いたいですか?
見たくないものに目を向ける
元カレさんを通して嫌な気分を味わいたかった証拠が先のリストに現れています。この世界は何も関係ないのです。あなたが全ての物を関連づけているだけなのです。
あなたにとってその彼はどんな存在でしたか?何を差し置いても優先させたい愛すべき存在でしたか?もしそうであれば、「9.後悔させてやりたい」や「10.見返してやりたい」という思いにはならないと思います。
元カレさんがあなたに対してとても優しく誠実であった瞬間もあると思います。それは、あなたがその側面に目を向けていたからです。でも、あなたは見たくないものが見たいと思いました。
または、元カレさんに対して愛情というよりある種のステータス的な感情や扱いをしていたかも知れません。言い方は悪いですが、所有物と言いますか…。
世界があなたに返すもの
あなたが発した同じ波動を世界はあなたに返してきます。あなたが元カレさんは所有物という波動を世界に発すれば、世界(元カレさんを含む)もまたあなたに「あなたが元カレさんの所有物である」という波動を返してきます。
愛を送れば愛が返ってきます。ネガティブを送ればネガティブが返ってきます。ポジティブを送ればポジティブが返ってきます。お金を送ればお金が返ってきます。時間を送れば時間が返ってきます。
なぜなら、世界はあなただから…
具体的な質問の答え
根本的な答えは一番最初に書いてありますので、今のあなたの状況としてはそうなります。
具体的なご質問
潜在意識を使ってよりをもどせるか?よりを戻すにはどうしたら良いか?
についてです。答えは、「あなた次第です」
可能か不可能かで言えば可能です。“潜在意識を使って“に拘るのであれば、このブログの他の記事にも目を通してください。まずは実践してみて、実践中わからないことがあればご質問ください。“潜在意識”に拘り過ぎると誤った方向に進んでしまうこともありますのでご用心!
自分の心の声を良く聞いてみてください。まずは自分を大事にしてみてはどうでしょうか。
ケース2:辛い出来事に気が滅入る
質問を一部引用させていただきます。
今、世の中で起こっている辛い出来事(etc.,)については、どういう心的態度でいるのが良いと思いますか? そこにはなかなか良い面を見いだせないし、かと言ってフラットに見ることも難しくて、結果、私の中ではただ「辛い出来事」になり、気が滅入っています。 そもそも、自分が嫌だと感じるような情報にはなるべく触れないようにしてはいますが、完全にシャットアウトするのも難しく、ただ目をそらすというのも、何だか違う気もしまして…。 と言っても、私にできるのは、日々眼の前のことに精一杯取り組むことだけなのですが。 何かもう少し心が軽くなるような心の持ち方が出来ればなぁ…と思っています。
世の中では色んなことが起こり騒がしいですよね…。
あなたの探している答えのヒントになる記事が他にもたくさんありますので、まずは目を通していただければと思います。
思った通りの世界
質問の文章から自己分析しているようでそうでないようですがお気づきでしょうか。
ご自身の“何か”に自信がないのかも知れませんね。決断(判断)なのか、選択なのか…。
あなたの思っている世界をリスト化してみます。
- 世の中で辛い出来事が起こっている
- どのような心的態度でいればいいかわからない(または自信がない)
- 世の中の出来事に良い面を見出せない
- 世の中の出来事をフラットに見れない
- 気が滅入ると思っている
- 自分が嫌だと思うような情報にはなるべく触れないようにしている
- 辛い出来事を完全にシャットアウトするのは難しい
- ただ目をそらすのもなんだか違う
- 日々目の前の事に精一杯取り組んでいる
- もう少し心が軽くなるような心の持ち方がしたい
リスト化したように今あなたは思っています。そうではない場合、あなたが今思っている事が今あなたが思っている事です。(当然ですけど(汗))
もし、あなたがこのリストの質問を誰かにされたら何と答えますか?何と答えても大丈夫です。
考えてみてください。
それが、あなたの答えで間違いないです。
答えを外や誰かに求めてもたどり着けないのは何故か。答えは常に自分の中にあるからなんです。
思考は自由
当然ですが、思考は自由です。思いたい事を思い、思いたくない事を思わないというのも自由です。好きなように思えばいいのです。
自分の思考をジャッジしない(しても良い)。
少し気になった箇所は「6. 自分が嫌だと思うような情報にはなるべく触れないようにしている 」ということろ。嫌だと思うような情報が存在している時点で触れているってことですよね…そのことを認識し、意識を向けている(それが悪いという意味ではありません)事に気付いてないかも知れないです。
そして、その嫌だと思っている情報に翻弄されている。
ジャッジしない
思考とは浮かんでは消えていくものです。それを捕まえて、「これは良い思考!」「これは悪い思考!」と分別していく作業には意味はないと思います。(自分で意味付けすれば意味はあります)
手放しやブロック解除のテクニックも他の記事にありますので是非読んでみてくださいね。
見辛くてすみません(汗)ブログをもう少し見やすいように作り変えようと思ってます。
自分の思考に対しての向き合い方としては、ただ「そうなんだ」と受け止めるだけで良いと思います。
具体的な質問の答え
根本的な答えは 一番最初に書いてありますので、今のあなたの状況としてはそうなります。
具体的なご質問
今、世の中で起こっている辛い出来事(etc.,)については、どういう心的態度でいるのが良いと思いますか?
ついてです。答えは、「好きなように思えば良いと思います」好きなようにとは、本当に好きなようにという意味です。
「好きなように=ネガティブな感情を味わいたい」という場合もあれば「好きなように=ポジティブな感情を味わいたい」という場合もあることを知ると良いと思います。
何が正解なのかはそれぞれ自分が思う正解が違います。自分の世界は自分が創っているということを思い出してみてください。
まずは、自分でご自身に「そのままで良いんだよ」と言ってあげてはいかがでしょうか。
コメント
遅くなりましたが、質問にお答え下さりありがとうございました。
確かに、無意識に自分が嫌だと思うことに目を向けていますね…
どう思うかは自由だけど、どうせなら自分が気分良くいられるような思考を選んでみます。
良くも悪くも昔から人は刺激を求めています。私もそうです。
私は寄付はしますが、その先の恵まれない子供や困った人は想像しません。
その人々が恵まれないとか辛いとかは私にはわからないことなので。
ただ、何かの役に立つかもしれない、必要な人が使う為という感じです。
恵まれない子供を想像した時、それを創り出しているのは自分だということに気付きます。
気が逸れてしまったら自分に集中するように気を付けたりはしています。
悩むのもまた自由ですし、悩まないのも自由です。