こんにちは、天宮です。「嫌な事が起こらない世界」についてご質問を頂きました。ご質問の回答をさせていただきますね!あなたの解決のヒントになれば幸いです。(答えは自分で見つけるほかないです…すみません)
メール本文を抜粋させて頂きます。
毎日嫌な事ばかりで朝起きるのも辛くて仕事に行きたくないです。 仕事での失敗と周りの目と自分にも嫌気がさしています。 天宮さんのようになれば嫌な事は起こらないですか? 嫌な事が起こらない世界はありますか?どうやって行けますか?
嫌な事ばかりが起こるしくみ
毎日、色んな重圧がありしんどいですよね。ちょうど、タイムリーに私の家族でも同じような事がありました。同じように悩んでいました。
まず、前提として、あなたの世界では今、嫌な事ばかりが起こっているのではなく、頭の中が嫌な事だと考えている事でいっぱいという状態です。
何を見ても何を聞いても嫌な事だと変換している状態です。
信じられないかも知れませんが、それは自分が選んで感じている感情なのです。なぜそれを選んでいるのかはわかりません。ですが、それはあなたにお知らせしています。「自分は今嫌な感情を味わっている最中だよ!」っていうお知らせです。
多分、嫌な感情=悪/嫌じゃない感情=善 みたいな図式ができあがっているんじゃないでしょうか?
でも、本当は全ての事に良いとか悪いとかないんです…すべてが同列というか。
なので、嫌な感情が沸き上がる事も本当は悪い事ではないのですが、その嫌な感情と同化してしまうと悪に思えてきてしまいます。
視点の変更/感情の変換
仕事で失敗したら落ち込むというのも良くわかります。あの時ああしておけばよかった、ああしなければ良かったと悔んだりすることもあるでしょう。理不尽な事を言われて頭に来たり。
周りの人は自分の事をどう思ってるんだろう?とか失敗に対して後ろめたい思いがありますよね。
このサイトの他の記事でもお伝えしていますが、周りの人は居ません。居るのですが、あなたが思っているような人ではなく…周りの人はただ居るだけなんです。
あなたの人生という映画のエキストラと言いますか…。あなたは主演であり監督なんです。あなたが映画の設定の主人公にどっぷりはまり込んでいる時にはそのエキストラが本物のように感じます。でも、一歩引いて監督目線でみてみると、名演技のエキストラなんです。漫画で言うとモブキャラです。
あなたがその“もの、こと、人“にたいして、どこから視点で見ているかによって感情の動き方が違っていると思います。
主演の視点が辛い時、監督目線で世界をみてみましょう!あれっ?意外と、自分名演技!と自分を褒めてあげましょう。
実際、あなたの世界にはあなたしか居ないし、私の世界にも私しか居ません。あなたが見ている私は、私を通したあなた自身なのです。(ちょっと難しいかな…難しい時はひとまずスルー!)
嫌な事が起こらない世界
世界って2つの相反するものからできているっていう感覚はわかっていただけますでしょうか?
光を感じるには闇がないと無理ですし、“ある”ということを感じるには“ない”を理解しないとですよね?それらを逆さまにしてもそうで、ない事を感じるにはそれがある必要があります。暗闇を感じるには光を知らないと、それが暗闇であると思う事ができません。
それと同様に、嫌な事というのは良い事がないと存在できないし、逆に良い事も嫌な事がないと存在できないのです。
良い事しか起こらなかったら、それが良い事だと感じる事ができないのです。人は常に何かに対して何かという二元の感覚で成り立っているのです。
とはいえ、もう十分嫌な事は味わったから今度は良い事だけを味わいたいと思いますよね?それは半分可能であり、半分不可能かも?しれません。
例えば、今嫌な事が起こっている世界にどっぷり浸かっていれば、良い事が起こった時の喜びは凄いですよね?でも、良い事ばかりが起こっている世界の中でちょっとした良い事が起こっても、それはもはや良い事ではないのです。普通の事になっているからです。言い換えれば、穏やかではあるかも知れませんが、感情を揺さぶる程の感動は得られないかも知れません。
そして、生きていればほぼ必ず大小はあれど嫌な事は起こります。それは、良い事を体感するための調味料として、良い事の味を引き立てる為に起こります。ですが、あなたはもう嫌な事の“意味”を知っていますので、その嫌な事と同化しなくてもいいのです。
人生相談的なお答え
上記は現実のしくみ的なお答えでしたが、恐らく今あなたが欲しているのはそこではないような気がしますので、特別に、人生相談的なお答えも書いておきますね!
あなたはあなた自身を喜ばせる事を第一優先に生きて行けばいいのです。なので、仕事が嫌なら嫌じゃない仕事に転職してもいいし、その場所が嫌なら違う場所へ行ってもいいのです。
ただ、「今日から仕事行きません!辞めます!」でも良いけれど、恐らくあなたの性格的にそれはできません。というか、それをすると罪悪感に見舞われます。
なので、あなたが選択していく道は「より罪悪感が少ない方」「より自分が楽な方」「より自分が楽しいと思える方」を目指して歩んでいくといいと思います。自分を愛するという事はつまりは世界を愛するということなので、十分に自分自身を可愛がってあげると良いです。
あなたは他人に迷惑をかけることを極端に気にしてしまうかも知れませんが、一瞬を切り取ってそこに感情移入しそうになったら視点を変えてみてください。意外と、誰もなんとも思ってないものです。仮に何かを思われていたとしても、別にいいじゃないですか。あなたが何かを自由に思うように、他人が何を思おうが自由にさせてあげてください。
最後にもう一度言いますが、答えはひとつです。 あなたはあなた自身を喜ばせる事を優先に、自分の気持ち(羅針盤)に従って進みたい方に行けば良いのです。
あなたのより良い現実を応援しています!
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