メンタルが弱すぎて辛い人へ

現実のしくみ
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本日は、メンタル弱弱で強い衝撃で壊れてしまったり欠けてしまいがちな方へ向けて書きました。

メンタルヘルスというと精神的健康の事であるはずなのに、何故かネガティブな印象を受けます。単に言葉の印象にすぎないのですけど。

あなたのメンタルは健康ですか?私はいつの頃からかメンタルが弱くなってしまい、今では気を抜くとすぐに不健康になりがちです。昔は鋼のようだったのですが…。

表面的なメンタルの弱さではなく、内面的な奥底のメンタルが弱いと色々と生きにくい事もあると思いますので、そのしくみと対策を見ていきましょう。

HSPと豆腐メンタルと

私の場合は元々メンタルは強い方だったので、表面的にはその頃の傾向を引きずりつつ、内面では豆腐が崩れるような脆さです。

具体的には、何にでも勝手に傷つく。何かにつけて感情を揺さぶられます。これは、恋愛、仕事、家族関係、友達関係など色々なケースにおいてです。ですが、傍から見ると悩みなんかなさそうに見えると良く言われます。

やっかいなのが自分でも表面的には気づいていないので、気づく頃にはボロボロなんてことも。

今ではHSPという言葉が広く知られつつあります。聞いたことない方の為に簡単に説明しますと、ハイパー(超)センシティブ(敏感)パーソン(人)の頭文字をとってHSPです。意味はそのまま超敏感人です。感受性が強く敏感で繊細な気質を持つ人の事です。

これは、病気などではなく、気質性質と言われています。所謂豆腐メンタルなんだと思います。

現実のしくみ的には・・・

本来、自分を傷つける人は外には存在していないのですが、そのことをついつい忘れてしまいがちで、勝手に傷ついています。

何故なら現実における他人の言動行動、その他現実そのものをどう認識するのかは自分次第だからです。傷つく認識をすれば傷つくという単純なしくみです。

そうは言ってもなかなか難しいですよね。

メンタルをヘルスな状態へ持っていく方法はないのでしょうか?

自分を傷つけているのは?

誰かに何かを言われたり、誰かの何かの態度に傷つけられることってありますよね。でも、それは、本当は誰かに傷つけられているのではなく、自分で自分を傷つけているのです。

自分の世界は自分で創っています。皆、例外なく、自分が思った通りの世界(現実)を生きています。それは、文字通り、思った通りです。すべての事において認識している主体が自分である以上自分の思考フィルターを通してのみしか現実を体感把握できません。

実際に、だれもあなたを傷つけることはできないのです。もしも、誰かに悪口を言われているような気がしたら、それはあなたがそう思っているだけです。

そう、気のせいなのです。「でも、本当にあの人は自分の悪口を言っている!」そう思える事ってありますよね。でも、それは真実ではないのです。それを理解するのには時間がかかるかも知れません、納得できないかも知れません。でも、本当のことなのです。

私は、他の記事でも、意識をしたことが現実として現れると書いています。そう言われても、意識する前に悪口を言われた!と思うかも知れませんね。

ですが、意識をする前であれば、それを意識すること(認識すること)はできていないのです。認識できないことは存在できないのです。

難しいですね。私もつい忘れてしまうことがあります。そして、周りの人に対して私にばかり仕事を押し付けてくる!と思っていました。でも、押し付けてくる人が居るんじゃなく、押し付けてくる人が居ると思っている自分が居るだけなんです。

外の世界に自分を傷つけられる人は誰も存在していません、自分の事を傷つける人が居ると思う自分が居るだけです。自分を傷つけていたのは自分だったのです。

主人公は誰なのか

私は昔、今とは違って本当にメンタル強靭でした。子供の頃はクラス委員や部活動でいきなりレギュラー、キャプテンなんてことを先生に指名されることが良くあり、それが原因で陰口を言われたりしましたが、全然気になりませんでした。

寧ろやりたくてやってるわけではなかったので、やりたい人がやればいいのにと思っていましたし、それを口にしてもいました。(嫌味な奴って思われそうですが。本心だったので。)

人からよく悩み相談も受けていましたが、基本的に人にあまり興味がなかったのでまともな返事もしていませんでした。私の答えはいつも「自分の好きなようにやったらいいんじゃない?」でしたが、それでも周りの友人達は私に色んな相談を持ち掛けてきました。いつも答えは同じなのに。

かつての私は何があっても折れないタフなメンタルだったのかも知れません。同時に自分の人生においての監督・脚本・主演も全部自分でした。

潜在意識を書き換えた

私は長い年月をかけて潜在意識を書き換えたのだと思います。悪い方に(笑)

長年かけて他人の悪意を感じる練習をして、長年かけて傷つく練習をして、長年かけてメンタルを弱らせる練習をした結果、見事に潜在意識が書き換わったのです。

年老いた親がわけのわからない事を言えばイライラするし、子供が言うことを聞かなければまたイライラ、仕事のできない上司・同僚にもイライラしてしまい疲弊する毎日になってしまいました。

なぜだろう?そう思った時に一つの答えにたどり着きました。昔の私は他人の事はどうだっていいと思っていました。というと少し語弊がありますが、必要以上に他人のテリトリーには入り込まなかったし、自分は自分だと思っていました。きちんと自分の世界で生きていたのです。かつての私の人生の主人公は自分でした。

(書き換えた潜在意識をまた元に戻す旅をするというスペクタクル(;´Д`))

共感力高すぎ

潜在意識を悪い方に書き換えた結果、必要以上に相手の事を考えてしまっていました。誰の人生を生きているのか忘れていたのです。

訳の分からない事を言い出す年老いた親に対しても、「なぜ、この人はこんな事を言うのだろう?」と思うし、部屋を片付けない子供に対しても、仕事できない同僚にも「なぜ、この人はこうなんだろう?」とその「なぜ」と外に向かって問いかけたものは、全部自分に跳ね返ってきます。

「なぜ、私は、この人が言ってることが理解できないのだろう?」「なぜ、私はこの人に片付けて欲しいのだろう?なぜ片付いてないとイライラするのだろう?」「なぜ、他人の仕事を私が代わりにやらなきゃならないんだろう」

自分がダメだと思っている他人に共鳴してしまうと、自分もダメな自分になってしまい疲弊してしまいます。

人生の主人公が自分以外になっている時、現実は辛くなります共感しなくてもいいところは共感しなくてもいいのです。

本当は、ダメな他人なんて存在していないのです。ダメな他人が居ると思っている自分が居るだけです。

共感力って実は思い込みだから。

豆腐メンタルをなんとかする

結論から言うとなんとかする必要はないのですが、辛かったら自分を中心に生きていくことを決める。これはわがままに振舞う事とは違います。

なんとかしたいのなら罪悪感を手放す。

関連記事も参考にどうぞ。罪悪感について書いています。

豆腐が崩れている時には豆腐の裏に「~あるべき」という思いが必ず隠れています。その、こうであるべきというマインドブロックを他人を通して見ています。

そこに「~あるべき」というマインドブロックがなければ他人に対して感情を揺さぶられることはありません。

「こうあるべき」を取り除くと豆腐が高野豆腐に?

先ほどの私の例で言うと、

  • 年老いた親が訳のわからない事を言ってはいけない➡わけのわからない事でも言ってもいい
  • 子供は部屋を片付けないと将来困る➡片付けなくても困らない(これは、少し語弊がありますが、散らかっている事に対して自分の精神が不健康になるなら自分で片付けてもいいし、最初から散らからないようにするなど他にも手はあるという意味です。また、将来については片付けが得意な人とパートナーになるとか、外注できるくらい稼ぐなどという道もある。)
  • 上司や同僚は自分が求めるレベルで仕事をするべき➡他人のレベルを気にしない。他人の仕事をやりたくなければやらなければいい。やってあげたければやればいい。そこにレベルは関係ない。どちらでも良い。

このようになります。少しわかりにくいかも知れませんが、自分が傷ついたり感情を揺さぶられる人や事についてどう思っているのかを紙に書きだして、自分の思っている「~べき」を一つずつ潰していくと良いということです。

他にも何も関係ない!という魔法の宣言もあります。本当に何も関係ないので、すぐに受け入れられるという人は手っ取り早いかも。

まとめ

豆腐メンタルなHSPのみなさんは基本的に優しいのではないかなと思います。

現実のしくみ的にまとめます。

  1. 自分を傷つける人は外の世界には居ない
  2. 自分を傷つけるものも外の世界にはない
  3. どう受け取るか、どう認識するかは自分次第
  4. 見えてるものと今感じてる感じは関係ない
  5. 自由に感じてもいい
  6. 「~べき」は自分で設定している枠にすぎない
  7. 枠を取り払う

現実のしくみを理解しても、このHSPはひょんなことからひょっこり顔を出したりします。自分で自覚できる場合は、その人や事に近づかないというのも対処法の1つになります。

ヘルスなメンタルでお過ごしください。(言い方w)

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