現実に意味はない

現実のしくみ
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願望実現や現実のしくみ、現実とは何かを探っていくと「現実に意味はない」というところにたどり着くことがあります。

えっ、現実に意味がないってどういうこと?現実は自分の思った通りになるんじゃないの?と混乱してしまう人も居ます。

現実に意味はないということについてお伝えします。

現実の意味

現実とは、自分の意思が反映されたもの。意識したもの。自分が創造したものです。

そうであるなら、現実の意味は自分が設定していることになります。

ただあるものに対して、「これは、こうだからこう」「あれは、こう」とか良い悪い、好き嫌い、綺麗汚い、難しい簡単など全て自分でカテゴライズして意味を付けていきます。

現実には、自分でつけた意味がちゃんとあるじゃないか!

現実に意味はない

現実をポジティブに捉えましょうとか、現実はあなたに何かのサインを送っていますとか、現実に意味はないとか矛盾してる!って思いませんか?

矛盾してそうで実は全く矛盾などしていなく、確実に現実のしくみにそって展開しています。

  1. 現実はただそこに在るだけというのは本当です。
  2. 現実はあなたに何かのサインを送っていますというのは、捉え方や考え方です。
  3. 現実をポジティブに捉えましょうとは受け止め方の方法です。

答えは、あなたが意味を付けなければ現実に意味はないということです。

そこにあるだけ

現実に意味がないということを理解すれば、必要以上な恐れや不安を簡単に手放すことができます。

意味もなくそこにあるだけのものに対して恐れるというのがなんだか滑稽に感じてきます。現実に意味がないのならだれが私を脅かしているのでしょう…

現実の不具合は不安や恐れから起こっていますので、現実に対してそのような意味付けをやめると勝手に不具合が修正されていきます。

私を脅かしているのは私自身でしたッ!

何かのサイン

現実があなたに対して何かのサインを送っているというのもまた真実です。

現実はあなたの内面を表している(ただそこにある現実にあなたの内面が意味を付けている)ので、あなたが何を思っているのかを直接感じられない時や、自分で何を考えているかわからない時に、現実を見ればあなたが何を考えているのか、どう思っているのかがわかるのです。

そして、自分がどう思っているのかを知ってはじめて自分がどうしたいのかの行動を起こします。

現実が自分に好意的に思えれば、内面がそのようになっているし、敵意を感じれば内面も荒んでいます。

ポジティブに捉える

多くの人は現実からポジティブな印象を受けたいと思っていると思います。暗くどんよりしてなんだか気が沈むような現実よりも、明るく溌溂として心弾むような現実を望む人が多いでしょう。

先ほどの現実からのサインを受けて、ネガティブに受け取っているなと思えばポジティブに受け取り直せば現実もそのように振舞うということです。

当然ですよね、現実はただそこにあるだけなのですから。

あなたの内面が変われば現実も変わるというのはこういう事を指しているのです。

叶えたい現実がある

この「叶えたい現実がある」という言葉ですが、少々言葉遊び的な要素を含んでしまいますが。

このフレーズに違和感はないですか?

違和感がないという人は願望が叶うのはもう少しだけ先になるかも知れません。

「叶えたい現実がある」とは、つまり今「叶っていない現実がある」のです。

今日は現実に意味はないというお話をしました。現実に意味付けしてるのは自分だよという事がわかりました。

それを踏まえて、今目の前にある現実(全て)に対して、あなたがそう意味付けをしているということです。叶っていない現実と決めています。

今実際に目に見える現実がどうであれ、その現実を「叶っている現実」と意味付けすれば、それはもう叶っている現実なのです。あなたがそう決めたのだから。

そして、現実は必ずあなたが決めたように振舞います。

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