現実に振り回されないで!

現実のしくみ
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今何らかの悩みを抱えて困っている人、実現したい願望を持っている人、叶えたい夢がある人、本当は、人は元々幸せがデフォルトだということを思い出してください。

叶っていない現実は何故存在するのか

あなたの目の前に叶っていない現実が展開しているということは、叶っている現実もセットなので既にあなたは叶えているのです。

というと意味がわからない!叶ってないものは叶ってない!って思いますよね?

現実はコントラストでできています。光と影のように、「ある」と「ない」がありますが、「ない」は「ある」がないと存在できないのです。「ある」がない時「ない」も認識できないのです。それは、存在自体を許されていないからです。

だから、あなたが叶っていない現実を知覚できるということは、叶っている現実もセットで存在しているということなのです。

現実を見て判断するのではない

多くの人は目の前の現実を見て「ある」とか「ない」とか色んなことを思いますが、目の前の現実は過去のあなたが意図した意識の表現にすぎません。言い換えれば既に創造し終えた創作物ということです。

出来上がっているものを変更するのは難しいです。それに比べ別の物を創り出すのは割と簡単です。

目の前に割れたマグカップがあるとして、それは当然ながら割れたマグカップなのです。それに手をかざして「戻れ~戻れ~、割れてない~割れてない~」と念じる事は恐らく粗方無駄でしょう。

そうではなく「割れていないマグカップ」を新たに用意すれば良いのです。買ってきてもいいし、もらっても良いし、そこに割れていないマグカップをこれから創造すれば良いのです。

現実を見てこれは良い、これはダメだと思いがちですが、それはもう出来上がってしまったものなので、それ自体に文句を言っても仕方がないのです。

現実ガン無視!

目の前の現実とあなた自身には何の関係もありません。好きな事を叶えてもいいのです。ただし、罪悪感を伴う事はやめておいた方がいいでしょう。

それ以外のものであれば自由に創造を楽しんでも良いのです。

目の前に広がっている現実は、あなたが創造し終えた作品なので、それとは無関係に新たな現実を創造していきます。

現実を見て、「現実は〇〇だからできない」と現実と叶えない事を関連付けないでください。それを関連付けているのは自分だったと気付いてください。

例えば、「目の前の現実ではお金がないから欲しいバッグが買えない」とか。お金がないということと、あなたがバックを入手できないということに本当は関連性はありません。全て切り離して分けて考えます。

お金がないからバックが買えないという場合、

  • バッグは自分で買うもの
  • お金がないと入手できないもの

といった感じの思い込みがあります。そして、この願望は「バッグを入手すること」ではなくて「自分でまずお金を得て、それから自分でバッグを買いに行って買う事」という遠回りな事に気が付きます。

遠回りでも構いませんが、あなたの願望が本当は何なのかということをもう一度確認しなおした方がいい場合もあるということを知ってください。

本当に望んでいる事ではないことを叶えようとしているのかも知れません。

本当の願望が実は今の現実とは何の関係もなかったと気付くこともあるでしょう。

現実味を薄めていく

目の前に広がる現実は、本当にリアルに感じられて完璧なように見えます。

でも、本当は現実はいい加減でどうにでもなるようなものです。

あなたが信じてやまない現実を疑ってみるところから始めてみてください。目の前に見えてる現実はこうだけど・・・もしかしたら、本当は・・・違うかもしれない!と。

脳は現実と想像を区別することができないと言います。そうであるなら、あなたが今見ている現実が想像ではないと言い切れますか?

現実だと思ってそう固定しているから、そんな風に振舞うのが現実です。

確定しているものは何も存在していません。あらゆる可能性の中から、あなたが選んで認識したものが現実です。

今見ている現実の現実味を薄めていく事で得られる効果は、あなたが新たな現実を創造しやすくなるということです。

固定された現実を見て「あぁ、まだ叶っていない」「また叶わなかった」とより現実味を増していけば叶わない現実をループします。

でも、現実味を薄めて「あれ?これ、現実かな?違うかもしれない」ということろまでいけば「じゃあ、現実はどうなの?」という余白ができます。そこに新しい、あなたの望む現実を創造していくのです。

現実に振り回されないで!

現実があるんじゃなくて、あなたが現実を創っています。主導権は現実にあるんじゃなくて、あなたにあります。

現実を見て悲しむ必要はありません。あなたは、あなたが望んだ現実を体験してもいいし、実際に今そうしています。

今目の前の現実はあなたが創り終えたものです。心当たりありませんか?今の現実が出来上がった意味に。あなたは今まで何を意図してきたのか。

現実に力なんてないのです。力があるように思えて振り回されているように思えて、実はそう思い込んでいただけだったのです。

なるようになるし、ならないようにはならないのです。現実はあなたがするようになります。

幸せを知覚するために不幸を選んでいるだけのことです。壮大な自作自演を仕掛けていたことを忘れてしまっているだけなのです。そのことを思い出せば、現実に振り回されずに、ただ幸せを選択するだけで良かった事も思い出します。

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