仕事を辞めたくなったら

現実のしくみ
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仕事を辞めたくなる時には2パターンあります。もっとやりたいことが見つかったなどの前向きな場合と、嫌な事があって会社に行きたくないといった後ろ向きな場合です。

前向きな場合はそのまま進んでいって問題ないですが、後ろ向きな場合に読んで欲しいことを書きました。

会社や職場でも現実のしくみは作用しています。

仕事を辞めたい理由

後ろ向きに仕事を辞めたい理由は色々あると思いますが、最終的には必ず対人関係に行きつきます。

仕事量が多く仕事がきつい場合でも、理解のある上司が居れば配分や負担が考慮され改善されますし、仕事内容が合ってない場合でも同様です。

また、仕事で辛い事があった時、話を聞いてくれる同僚が居たり、アドバイスをくれる先輩が居たり、あなたが居心地が良いと思える職場には必ず良い人間関係が備わっています。

職場に嫌いな人や苦手な人が居てもその割合が低い場合、圧倒的に居心地の良い方が勝っていますが、逆に苦手な人の割合が高くなると居心地が悪くなります。

これは人数の比率ではなく、あなたの感情の比率となります。

苦手な人がたった1人であっても、居心地が悪いとするあなたの感情が大きければその職場はそれだけで居心地の悪い場所になってしまします。

そして、本来はそのことと関係のない業務内容にまで支障が出たりします。

関連付けて考えてしまう

現実のしくみ的に言えば、色々な物事の関係性は自分で設定していますし、本当は何も関係ないというのが真実なのですが、それを理解するのは少し難しいかもしれません。

自分の仕事がうまくいかないことと苦手なあの人とを関連付けて考えてしまうのです。関連付けている事に気付ければまだ良いですが、関連付けている事にすら気づけない場合もあります。

あの人のせいで仕事が「すすまない」「つまらない」「できない」「楽しくない」のではなく、それは単に「すすまない・つまらない・できない・楽しくない」という事が独立して存在しているというのが正しいのです。

自ら嫌な人間関係を形成する必要はありません。

仕事を辞めてしまった後によくあること

後ろ向きに仕事を辞めてしまった人に多くある共通点は、次の仕事に慣れて暫くすると辞めてしまった前の会社が良かったと感じることです。後悔にも似ていますが少し違っていて、辞めた事は後悔していないことが多いです。

今の会社と比較して、前はこうだったああだったと辞めてしまった会社を持ち出して今の会社の愚痴をこぼしがちです。

このようなタイプの人はどんな会社に勤めたとしても職場に対しての不満は解消されません。

なぜなら・・・

物事を自分軸で考えられていないからです。何かが起こるとそれは常に自分の外側の誰かや何かに責任があると思ってしまうのです。

全部自分のせいだと自責の念を持てといっているのではありません。責任の持ち方やポイントが違っています。

あなたが責任を持つべきは、あなたの思考です。

あなたが問題だと思っている外側は実はあなたの内側にあるのです。

辞めた会社が良く思える理由

後ろ向きに会社を辞めてしまった人は、その後感情や意識の整理をしないでいると、時間と共に記憶が塗り替えられてしまいます。(=印象や感情の変化)

時間の経過とともに意識や感情は変わっていきます。常に変化し続けているのです。その状態で過去をそのままに保持することは難しいのです。

都合の良いように書き換えられた過去の情報を、それを思い出すたびに上書きしていきます。実際に起こった出来事と記憶の中の出来事は必ずしも一致しないということです。

なので、仕事をやめたくなったら(今の職場が初めての勤務先ではない場合)なぜ前の職場を辞めたのかを思い出し整理することで自分の思考の癖や、今の職場で何が問題なのか見えてきたりします。

仕事を辞めたくなったら

選択肢は2つです。「辞める」か「辞めないか」

辞めたい場合、何が一番問題なのかを考えてみましょう。それをどうしても我慢できないのか、少しは我慢(改善)できそうなのかを冷静に整理しましょう。

辞めても辞めなくても、辛くても楽しくても、いついかなるどんな瞬間であっても、あなたはあなたの好きなように振舞えるし、なんとでもなります。

あなたがどのような選択をしても、自分に一片の罪悪感もなければそれは正しい道なのです。その道で正しいのかどうかはあなた以外の誰にもわかりません。

あなたが正解だと思った道があなたにとっては正解なのです。何を選ぼうがそれはその時点ではあなたにとって正解なのです。

我慢して心や体を壊してしまう人が居ますが、あなたがまず考えるべき1番目は、「あなたが幸せであること」です。今幸せを選択できないなら、マシな方でもいいのです。ABどちらがより辛くないかでも良いのです。あなたが幸せになる事に誰の許可も要りません。

あなたはいつも自由です

  • 仕事が辛いけど辞められない
  • 仕事を辞めてしまったら大変な事になる
  • 我慢してでも今の仕事を続けなければならない

などとこのような思いは全部幻想です。あなたはいつでも自由です。誰もあなたを縛る事はできないし、あなたの選択を邪魔することはできません。

仕事を辞める事を親や友人に反対されたとしても、あなたがどうしても辞めると固い意思を持っていれば辞めるだろうし、辞める事に不安を持っていたり辞めない選択をしたならあなたは辞めません。

辞めるか辞めないかを決める時、周りの人や環境のせいだと感じてしまう時があるかも知れませんが、あなたの決定権はあなたしか持っていません。そして、あなたはそれを自由に決める事ができます。

誰にどう思われるかを恐れる必要もありません。あなたが外側だと思っていることはあなたの内側にあるのです。誰かにこう思われているとあなたが思っているだけだと気付いてください。

あなたは選択の連続の中を生きています。今あなたが生きているのはあなたが生きる事を選択しているからです。仕事を辞めるか辞めないか、1か月後に辞めるのか半年後に辞めるのか、辞めずに頑張ってみるのか、全てを投げ出してしまうのか、疲れたなら休めばいいし、あなたは何だってできるのです。何だって選択できます。

もし、今思い悩んでいるなら、自分が自由であるということを思い出してください。そして、自由に選択してみてください。

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