現実のしくみや、思考は現実になるということの意味、次元上昇のその先、知りたい事がひとつまたはたくさんあるけれど、その答えが見つからずモヤモヤしている人は居ませんか?
かつては、私も答えを求めてジプシーだった時もあります。そして、探し疲れる時もありました。最初は願望を叶えたくて、“願望実現“を達成したくて、その方法を探していたんですが、いつしかそれが真理・真実を知りたいと思うようになっていました。
でも、探せど探せどなかなかそこにたどり着けませんでした。同じような人、同じような位置に今いる人へ向けてヘルプを記しておきます。
脳のしくみによる理由
情報量の問題
答えが見つからない理由に情報不足または情報過多が考えられます。必要な情報が不足していると選択肢が少なく、結論へたどり着くのが困難な事があります。私やあなたが考える問題は時に複雑で、多くの側面を含んでいます。あらゆる角度や色々な側面があるということ、またはその側面の情報が不十分である時答えを見つけ出せないことがあります。
逆に情報が多すぎると脳は何を選択したらよいのか求める答えが埋もれてしまうことがあります。
処理能力
顕在意識の領域だけを使って答えを探すと、認知の限界にたどり着くことがあります。これは、脳が有能すぎる器官の一部だということもあると思います。
一度に多くの情報を処理するのが苦手な脳は、情報の一部だけを処理して全体を理解しようとします。タイポグリセミア(Typoglycemia)に代表される現象です。
聞いたことないですか?脳は、文章中の単語の最初と最後をそのままにしておいて、中の文字を入れ替えて(本当は意味をなさない)文章を作っても、きちんと意味の通る文章として理解できるというやつです。
これまでにタイポグリセミアを使った広告もありました。
注意深く答えを探さないとなかなか答えにたどり着けない理由の一つとも言えます。
偏見・思い込み
脳は、過去の経験や知識に基づいて色々な判断をします。それは、潜在意識に刻まれた無意識の情報かも知れません。何かを判断しようとする時、そこに感情が乗っかると客観的な視点に立てないことがあります。
記憶とは曖昧なものですが、それを信じ切ってしまった時、偏見や思い込みが生まれます。そして、その偏見・思い込みのフィルターがかかった眼鏡で答えを探そうとすると、無意識のブロックとなって答えにたどり着けないということになります。
これが、メンタルブロックを解除しましょうと言われる所以でしょう。
スピリチュアル的な理由
スピリチュアルの定義は一旦おいておくとして、目に見えない領域も含んだお話です。
物質的な次元の問題
人は目に見えるものを信じ、目に見えないものを信じない(信じられないまたは、信じ難い)。3次元の世界に居て、それより上の次元が理解できないのは仕方のない事です。物質的な世界の中に答えがない…というか、答えを見つけにくいのです。2次元の世界に住む人(もの)が3次元を理解できないのと同じです。物質世界に軸がある場合、その上の次元(意識世界)の領域に到達するのが難しいのです。
宇宙や意識が無限であると本当の意味で理解できれば問題は解決しそうです。
経験不足
経験不足という言葉が適切かは微妙ですが、一瞥体験や禅、空、それ、そこ、などある領域に踏み込んだことのある人はそこで得られたモノを使う事ができます。もちろん、そうでなくても理由にたどり着くことは可能なのですが、その経験を補う何か…信念や直感が必要かも知れません。スピリチュアルな経験が必ずしも必要というわけではないけれど、何をもって答えにたどり着くのかと言う視点で見ると経験豊富である事が不利に働くことはなさそうです。
理解不足
経験を補うものとして、理解があげられます。登山をしたことがなくても、登山の本を読んで情報を得て理解すれば登山がどういうものなのかわかると思います。経験は伴いませんが、どのような状態なのかは想像できます。
経験不足であり、理解不足であるとき、答えにたどり着くのは難しいと思われます。
答えにたどり着くには
恐らく、ここが一番知りたいところだとは思いますが…
前項までに示したヒントを元にご自身で答えにたどり着くしかないのです。
答えがわからないと思えば、あなたは答えがわからない状態です。
答えがわかりそうでわからないと思っていれば、あなたは答えがわかりそうでわからない状態です。
ただ言える事は、例外なく求めれば必ずたどり着きます。たどり着く必要はなかったという事も同時に知ります。何を選択するのかはあなた次第です。決意し、決心し受け取るだけです。
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