現実がうまくいかないなと感じたり、願望がなかなか叶わないなと思っている時、少しだけ現実に対する見方を変えてみると違った景色が見れたりします。
現実をどう見ているのか
現実がうまくいっていないと感じている時、あなたはまさに現実はうまくいっていないと思っています。そのままですが、あなたがそう思って、そう感じているだけというのが現実のしくみだからです。
では、思いについてみていきましょう。
〇〇だと困る
現実がうまくいっていないと感じる時、大抵は「困る」や「嫌だ」などの否定的な思いが隠れています。一方、〇〇だったら「いいな」や「素敵だな」などのようなポジティブとされる思いである時、たとえ今目の前の現実が思い通りでなかったとしても、まもなく思い通りの現実を体験する瞬間が訪れるでしょう。
思いの重さ
現実のしくみとして、重要だと思っている事や深く考えたり注視したりしていることが現実になります。つまり、「問題がある」というところに注視し、それを重要だと認定すると、あなたの目の前は問題ばかりの現実が展開することになります。
重要だと思えば思う程一所懸命になって、ますます現実の罠にはまっていきます。願望を実現しようとしていただけなのに、見渡せば問題ばかりということにも。
ゲームと現実
あなたはゲームをしたことはありますか?任天堂のあつまれどうぶつの森などシミュレーションゲームが流行っています。女性は割と農園系のゲーム好きですよね(笑)私も好きです。シミュレーション系でなくともゲームは誰でも簡単に気軽にやっています。
でも、現実ゲームを気軽にやっている人は少ないかも知れません。
現実は真剣に重い気持ちで眉間にシワが寄ったりするくらい考えてプレイしています。
なぜでしょうか?
あなたにとって、ゲームよりも現実の方が重要度が高いからですよね。なぜ重要度が高いのかは人それぞれ違いますが、確かにゲームでは簡単にやっているのに現実ではなかなかうまくいきません。
ゲームの中では草刈りも積極的にやるのに、家の観葉植物はすぐに枯らしてしまったり、現実世界の身の回りで起こる草刈りは面倒と思ってしまいます。
重要度が高いと何故ダメなの?
重要度が高い方が良さそうに思えますよね?
注意してよく見て、注意して行動して、片時も目を離さずにその事だけを考え続けるくらい重要視しているのに、何がダメなのでしょうか?
一見重要度が高い方がうまくいきそうな気がします。片時も目を離さないんだから、そのパワーも凄そうです。でも、現実はうまくいっていません。
現実がうまくいっていない時、何かがうまくいっていない時、そこには必ず間違いが存在しています。何故なら、本来、現実はうまくいくようにできているし、全ての事は思った通りになるようにできています。
思った通りにいかないということは、どこかのプロセスに間違いがあるというお知らせです。
では、どこが間違いなのでしょう。
重要視しているものは?
間違いは重要視している箇所です。きっとあなたはゲームと違って現実を重要視していることでしょう。
ゲームの中の世界のように軽い気持ちでプレイできないというのもわかります。生きている実感があったり、現実に叶えたい事があるからですよね。
現実を重要視することが全て悪い事というわけではありません。
実は、(叶っていない)現実の重要度を上げる行為が、さらにあなたの願望を叶えなく固定することになるのです。
あなたが現実だと認識しているそれは叶っていますか?叶っていませんか?
重要度を高くしているのはどちらの現実ですか?
どうすればいいか
現実のしくみは、あなたが思考し意識し固定したものの現れです。何の重要度を上げるかによってあなたの見る現実が変わります。
あなたが重要度を上げるべきなのは、叶っている現実だという事は明らかです。
ですが、今目の前にある現実を現実として受け入れ認識し固定しているとなかなか難しいですよね。
今の状態で、今体験している現実の重要度を下げてみてください。具体的には、見たもの・聞いたもの・体感したものをジャッジせずそのまま受け止めます。そして、その現実についての思考をフラットにします。嫌な感情が浮かび上がる0.1秒前に「これは現実じゃないかも知れない」という思考を挟みます。
または、「~ではないかも知れない。」でも構いません。今見ている(叶っていない)現実が現実ではないかも知れないというところへ徐々に重要度を下げていくのです。
ある時点で、本来のあなたは全て叶った世界で生きている(た)ということを実感することができるでしょう。
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