自分の願望がなかなか現実にならない時、誰かの成功や誰かの話を参考にしたりすることがあると思います。誰かの成功や誰かの話を“参考”にするのは良いかもしれませんが、それを“トレース”することに意味はありません。というか、願望実現から遠ざかる可能性もあります。
それは何故なのか…
なかなか実現しない人の特徴
- 「わからない」が口癖
- 「わかりそう」が口癖
- やる前からやった後の心配をする
- 他人の成功(実現)が気になる
- 行動しない
- 継続できない
- 自分以外のせいにする
- 依存している
などが挙げられます。
「わからない」「わかりそう」な人
気持ちはよくわかります!私もそのような時期がありました。ただ、「わからない」とか「わかりそう」と思っている人、またその位置としては、単に自身がそれを採用しているということです。それを採用しつづける限り、「わからない」「わかりそう」という状況は続きます。
なぜなら、自分自身でそう決めているからです。自分はまだ答えがわかってはいけないと思っています。なぜなのか?はわかりませんが、もしかしたら先に進む事に対して(今とは違う環境に対して)漠然とした不安を持っているのかも知れません。
「わからない」「わかりそう」な人は不要なものを捨てると良いかも知れません。答えはもっとシンプルです。
やる前からやった後の心配をする人
このタイプの人は石橋をたたくだけ叩いて渡らない人とも言えます。
「こういう場合はどうですか?どうしたらいいですか?〇〇してもできなかったら?」など、やる前からやった後の心配をしてしまい、一歩も先に進めないのです。
失敗をしたくないという気持ちが強いのかも知れません。
やってみたけど出来なかったという人も同じです。アファメーションをしてみたけど何も変わらなかった。ありがとう感謝していますと言ってみたけど何も変わらなかった。と言う人も同じです。
とことんやってみる。やりたくなかったらやらない。それを自分が選択しているという主導権を握ってください。
他人の成功が気になる人
他の人の成功体験はモチベーションが上がったりするのである意味では効果的とも言えますが…。
他人の成功をなぞりすぎると、「自分も同じでなくてはならない」と思ったり、他人の成功体験談を読んで、願望実現の大小を勝手に判断したり、何の得にもならない事態に陥る場合があります。かえって願望実現から遠ざかってしまう可能性もあります。
現実とは、願望実現とは、自分の内側で起こっている事を知覚することです。他人を通して自分の内側を見ている事を自覚できればOKですが、自分とは違うものとして他人を見ている時、その成功談や体験談は何の意味もなさなくなってしまいます。
立ち止まって、心を落ち着けて自分が本当は何を求めているのかを自問自答すると良いです。
行動しない、継続できない人
頭ではわかってるんだけど、なかなか行動に移せない、やってみたけど続かないという人。
実は、驚くかも知れませんが、このタイプの人は潜在的には今の現実に満足しています。いくら顕在意識で変わりたいと思っても、潜在意識的には今の現実が心地いいと思ってしまっています。「まぁ、いっか」と思っています。
現実をひっくりかえすには大きなギャップがある方が可能性としては高いと思います。所謂どん底の人程叶いやすいのです。その理由は、全ての意識で本当に変わりたいという思いが強いからです。
行動しない(できない)人は潜在的にはそれほど変わりたいとは思っていないようです。
なんとしてもこの現実を変えたい、変えるんだと思っている人は何が何でも行動してしまうのです。
※変わらない事をよしとして受け入れるのもひとつの案です。
責任の所在を外に求める人
自分が変われないのは〇〇のせいだと誰かや何かのせいにしてしまう人も潜在意識を使った実現はなかなか難しいかも知れません。何故かと言うと、創造主の立ち位置に立つのが難しいからです。
現実は自分が創っている、あらゆるものは全て自分が創造しているという視点で物事をみることができないのです。前提が違うからです。
目に見える現実は全て自分の内面の投影だという本当の意味が理解できてないのです。もしかしたらこのタイプの人はせっかちな人なのかも。
もう少し肩の力を抜いて、「目に見える現実は自分の内面の何を表しているのか」という事にとことん向き合うと良いかも知れません。
依存している人
責任を外に求める人と同じタイプですが、違う点としては、すべての決定権を何かや誰かに依存してしまっている臆病な人です。
自分の決定に自信が持てないので、常に誰かの言う通りや何かにすがってしまいます。信念があれば遠回りしてでも目的地にはたどり着けるかもしれませんが、間違えた(自分の望まない)人や物事に依存してしまうと、どんどん道が逸れてしまい、望まない現実をみることになってしまう恐れがあります。
自分に自信を持つこと、自分の決定に自信をもつことを意識すると良いでしょう。あなた自身の決定に間違いは存在しないということ、成功した未来から見たら今は成功へと続く過程だということを理解してください。
願望実現するには
人には、様々な願望があります。例えば、健康であること、豊かであること、幸せであることなどです。しかし、その基準はどれも自分の内側にあります。どうしても叶えたい(と思っている)ことを誰かや何かと比べてしまいたくなる事もあるかもしれません。それって本当の願望なのでしょうか。
まずは、自分が何を望んでいるのかを明確にすることは重要です。そのためには、自分自身と向き合い、自分の内面を見つめ直すことが必要です。そして、自分が何をしたいのかを考え、それを実現するための具体的な行動計画を立てるのです。
誰かや何かと比べる事に意味はないです。願望を実現するためには、それを叶えるための行動が必要です。(行動しないという行動も含めて)
願望実現には、努力や忍耐が必要です。目標を達成するためには、継続的な努力が必要です。また、目標達成までには時間がかかる場合もあります。そのためには、忍耐強く取り組むことが大切です。
矛盾しているようですが、願望実現に必要なものを全て捨てるという方法もあります。それは、元々自由な存在であったということを思い出すだけということです。
ギクッ!!心当たりが…
とことん自分と向き合うと良いと思います!
他のテキストも腑に落ちるまで何度も読んでみてね。
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