現実を理解する上で基本となるところをお伝えします。このことは色んな方が口々に発信されていますし、古今東西ずっと語られていますが、理解できないのには理由があります。それも交えて一人一現実(一人一宇宙)についてをお伝えします。
このことに初めて触れると言う人は少し難しく感じるかも知れませんが、まずは、このテキストを否定も肯定もせずフラットな感覚でお読みください。
あなたはあなたの現実(宇宙)しか生きられない
現実のしくみとは、現実はあなたの意識で出来上がっていると私は何度も伝えています。
何がどうであっても、誰が何かを言っても、何をしても、それを受け取ったあなたの解釈が全ての世界です。
リンゴを見てあなたは赤いと思っても、反対側から見た誰かは腐ってると思う事は普通によくあることだとは理解できると思います。では、そのリンゴは何個あるのでしょうか。リンゴは1個です。
同じリンゴなのにあなたと誰かでは見方も感じ方も違います。そして、あなたは誰かの見方や感じ方を忠実に(全く同じに)味わう事はできません。
あなたは誰かの現実を体験することはできないし、誰かもあなたの現実を体験することはできません。
あなたの言っている赤いリンゴと誰かの言っている赤いリンゴは別のもの(別の認識)ということです。色域も人によって違うということです。
現実に存在している人物はあなた一人
あなたの現実はあなたが創っているわけですが、あなたの現実に居るのはあなた一人です。他の登場人物は全てあなたが創り出しています。人物だけではなく全ての物はあなたが創り出しているのです。
その証拠は、“それら”を認識しているのは誰なのかを考えてもらうとわかると思います。
見えるもの、聞こえるもの、感じるもの、すべてあなたの主観のみで出来上がった世界です。
「でも、テレビのコメンテーターはこんな風に言っていた。」とさも他人が存在しているかのように感じてしまうかも知れませんが、そのテレビを見ていない人の世界にはそのコメンテーターは存在していないし、そのコメンテーターが発言していたと“あなたが思っている”わけです。
あなたはこのブログを読んでいるけれど、あなたの世界にオリジナルの私は存在していません。あなたの世界には、あなたの創り出した私が存在しているにすぎません。
現実のしくみとはあなたの認識で出来上がっている世界だからです。
他人は他人の現実(宇宙)に存在している
あなたの世界にあなた一人しか存在していないとなると、なんだか寂しい気持ちになるかも知れませんね。でも、他人もちゃんと存在しています。
では他人はどこに居るのでしょうか。
他人は他人(その人)の現実(宇宙)に生きています。
あなたがあなたの現実を生きているように、他人はその人の認識で創った現実を生きています。
それが現実のしくみであり、一人一現実(一人一宇宙)ということです。
願望のしくみ(おまけ)
願望と実現はセットだと聞いたことありますか?願望を抱いた時点で実現されているというものです。
でも、〇〇が欲しいのにまだ手にしてない!実現していない!って思いますよね?
実は、実現していない!を実現しているというからくりです。
はい!現実は?何ですか?
自分が認識した事です。
そういうことです。
現実はあなたの意識を忠実に再現(現象化)しています。その、部屋の隅っこの埃も、壁のくすみも、ひねれば出てくる水道も、気持ちのいい快晴も、このブログも。
あなたはここに検索か何かでたどり着きました。自分の意思で。そして、今この文章を認識しています。あなたの願望は瞬時に達成されているし、瞬間瞬間に思ったと同時に現象化しています。
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まとめ
- 現実は全てあなたの認識で出来上がっています。
- 他人もあなたが創っていますが、他人は存在しています。
- 他人は他人のその人の現実を創造しています。
- 一人一人現実(宇宙)を持っています。(生きています)
現実をみると、あなたが何を採用しているのか何を認識しているのかを確認できます。辛い現実であればそれを選択し認識しているということです。
変えたい場合は選択を変えましょう。認識を変えましょう。
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