自己肯定力を上げると願望が叶うしくみ

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願望実現と自己肯定力は切っても切れない関係です。自己肯定力を上げると願望が叶いやすくなります。そのしくみをお伝えします。

自己肯定力とは

自分をまるごと受け入れることができる力のことです。どんな自分でも肯定できる力です。陰キャな自分、だらしない自分、気弱な自分、わがままな自分、冷酷な自分、自己顕示欲が強い自分などネガティブに思える自分もまるごとです。

もちろん、既に自覚している肯定できる自分(自分の好きな自分)はそのままでそれも含めて好きな自分も嫌いな自分も全てを認めて受け入れる事です。

自分を受け入れる事を自己受容と言いますが、自己受容による肯定は“何をしてもいい“という肯定とは違います。何をしてもいいと無理やりに思い込もうとするのは違うし、悪い事だと本心では知っている事を正当化するのも違います。

例えば、盗みを働いたり人を騙したり、人を傷つけるようなことを肯定するのは違うという意味です。自己肯定力や自己受容は弁解や弁明とは違います。

自己受容とは

本当の自己受容というのは、悪い事をしてしまった時に、なぜ自分は悪い事をしてしまうのかということを自覚し省みて受け入れるということです。

自己受容をすると自分を信じる力が上がり自分を肯定できるようになります。つまり自己肯定力があがるということです。

自己受容が難しいという人は、もしかしたら認知の歪みがあるのかも知れません。認知の歪みを正してあげると、自分自身を受け入れる事が出来るようになります。

認知の歪みの原因を過去のできごとから探し出して、心の傷を癒しましょう。

認知の歪みとは

  1. 完璧主義で白か黒かしか持っておらず他人も自分も許せない
  2. 数回の失敗などを「いつも」「絶対に」と思ってしまう
  3. 過去の良かった出来事を全て遮断してしまう
  4. 良い事を悪い事に置き換えてしまう(マイナス化思考、プラスの否定)
  5. 勝手な思い込みでネガティブな結論に飛躍する
  6. ミスを拡大解釈し、成功を過小評価する
  7. 真実を証明する根拠に感情を持ち出す
  8. すべき思考「すべき」「すべきでない」の基準から外れると自己嫌悪を感じたり恥や罪の意識を持ってしまう
  9. 間違った認知に基づいてネガティブな自己イメージを形成する
  10. 不必要な罪の意識を持つ

認知の歪みとは事実ではないことをネガティブに「そうだ」と思い込むことです。認知バイアスとも呼ばれます。

普段の生活で当てはまる部分もあると思います。これは誰にでも起こりうる思考の偏りなので、気づいたら気を付ける、修正するなどすれば問題ないです。

自分ではどうにもできず、ダークサイドに落ちてしまう場合は心療内科を受診するのもひとつの方法です。

自信がある人/自信のない人

自分を肯定して受け入れている人は自分に自信を持っています。

自分に自信のある人は他からの批判や指摘が気になりません。批判や指摘をされた時、感情に至らず適切な対処ができます。

自信のある人は自分を信用しているので外からの意見を新しい意見としてそのまま受け入れることができます。また、自信があるとは、良い自分も悪い自分も全ての自分を受け入れて信用しているということです。

一方自信のない人は、指摘されるのが苦手です。指摘されると逆ギレしたり逆上したりして攻撃的になる場合もあります。これは、自分の事を信用していなくて自分には価値がないと思っているので、指摘される事によって他人にその事がバレてしまう、また、自分がそれに気づいてしまうのを恐れて回避しようとした結果です。

威圧的に相手を口撃し自分の弱さを隠そうとします。これは無自覚にそうしている場合もあります。また、自分の無価値観を隠す為に虚勢を張って自分を大きく凄い人に見せようとする傾向もあります。

このような人は、実は自分に自信のない人なのです。

全ての自分を肯定できているか確認する

自分がどれくらい自己肯定力があるかを簡単に調べる方法に、未来予測があります。

何かをやろうとしたとき、どんな未来が待っているか、目標を立てた時それを達成できるかどうかを予測してみます。

予測と言っても難しく考えず、それが出来そうか、出来そうでないかの予感で良いです。その予感が良い予感か悪い予感かによって自己肯定力が高いか低いかがわかります。

できそう!と良い予感がする場合、何故かわからないけど実現できそうと思える場合全ての自分を受け入れ肯定できている自己肯定力が高い人ということです。

逆に、できなさそう、失敗するかもなど何故かわからないけど悪い予感がしてしまう人は自分を信用できていません。

信用できない理由

信用できない、失敗しそう、できない予感は不安が材料です。不安は情報不足からきています。

テスト前によく勉強した教科は自信があって、あまり勉強できなかった教科は自信がないのと同じです。

できない自分からできる自分へと変わる方法

不安は情報不足からだと伝えました。では、どんな情報が不足しているのかを確認してみましょう。

  1. 自分が実現したい目標、叶えたい願望をいくつか書き出す
  2. その目標や願望は達成できる?できない?
  3. できない目標や願望の不安を内観し何に不安なのか書き出す
  4. 不安を解決するための情報を集めどんどん情報を増やしていく

言語化し書き出す事によって目視して自分で確認すると、受け入れやすくなります。

不安な予感を少しずつ埋めていく事によってできない自分からできる自分へと変容していきます。つまり自分を信じる力、自己肯定力が上がっていきます。

できない⇒できるかもしれない⇒できるとステップバイステップで少しずつ予感を書き換えていくのです。

これが、自己肯定感を上げると願望が叶うしくみです。魔法でもなんでもないですが、実用的でしょう?

本当はしくみは簡単なのです。

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