嘘をつくとどうなるか

現実のしくみ
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子供の頃から親や先生に「嘘をついてはいけない」と教わり大きくなった人も多いと思います。

嘘をつかないとは具体的に、誰にどのようにと教わりましたか?

恐らく“他人に”と教わったことでしょう。そして、どのようにという部分では素直さを強要されたり、大人の都合で本当の事も嘘とされたりしたかも知れません。

ですが、本当に重要なのは、“自分に”嘘をつかないということです。

世界は全てあなたでできているので、自分に嘘をつかないということは、即ち世界に嘘をつかないということです。

人は嘘をついて生きている

人は多かれ少なかれ嘘をつきながら生きています。やりたくないと思いながらやっていたり、好きでもない事を見たり、聞いたり、話したりしています。

“話したり”とは、嫌いな人のことを話したり、嫌な仕事の事を話したり、嫌だと思っているのに口にするとその嫌な気持ちを追体験しますが、それを望んでやっています。それを望んでやっているという点においては一見自分に正直そうに感じますが、感情は真逆で「それを嫌だと思っている=体験したくない」なのに、わざわざ自分から体験してるという自分の感情に嘘をついています

本当は嫌なのになぜでしょう?

“嫌”が悪いわけではありません。嫌でもいいのです。意識のレベルでの話になりますが、嫌なことが好き、嫌な事を好んでいるという場合もあります。ですが、潜在意識ではそう望んでいるのに顕在意識ではそれを否定しているとそのギャップに苦しんでしまうでしょう。

そこから見えてくることは、今おかれている不都合な状況も実は自分が選んでそこに身を置いているということです。

そこから本当に抜け出したいと思うのなら意識を変えるというのが最短ルートになります。

自分の気持ちに正直になるには

意識を変えるにはどうしたらいいのか、それは自分に正直になること、自分の気持ちを良く知る事です。

でも、どうやったら自分に正直になれるのか、自分の本当の気持ちを知れるのか、自分のことなのによくわからないという人が多いです。

では、質問の仕方を変えてみましょう。「あなたはどうしたいのか、どうありたいのか」この質問なら少しはわかりやすいのではないでしょうか。または、「あなたは、何をしたくないのか、どうありたくないのか」

自分自身の本当の気持ちを自分で自分から根気強く聞き出すのです。

本当はこうしたい!こうありたい!と声を大にして言いたいけれど、長年わがままを言ってはいけないとか、空気を読む事を自然と強いられてきた人は、特に自分に正直になることのハードルが高くなっています。

自分の気持ちに正直になるとは、

「あぁ、自分はそんな風に思っていたんだな」と認めることです。

今ある好ましくない現実を何故自分が体験しているのかを掘り下げて考える

あなたはいつでも選択できます。生きるとは選択の連続です。

あなたがもし、嫌な現実を体験し続けているのなら、選択が毎回同じだからです。

嫌な現実を体験するような選択を続けているのです。意識して選択を変えるのです。

本当の自分はどう思っているのか、どうありたいのかに正直に選択してみてください。

選択肢のどちらも選びたくない場合でそれでも選ばなければならない時、自分の中で天秤にかけてください。どちらの方がより心が軽いのか、どちらの方がより嫌なのかを見極めて選択します。

最良の選択の連続のその先には最良な現実しかないのです。

あなたが望んだ方向を選択していった先には望んだ現実が待っています。

嘘をつくとどうなるのか

嘘をつきながら進んでいった先には、自分の望むものは何もありません。望んでいないものを選択していけば望んでいないところにたどり着くのは当然の事です。

どこかのタイミングで選択を変えてみる。今、この瞬間から自分に嘘をつかないと決めてしまいましょう。

ここで、嘘をつかないヒントを少しお話しておきます。

例1)あなたは同僚(先輩)にいつも、彼らがやるべき仕事を頼まれてしまい、やりたくないのに引き受けてしまう。

結果1:やりたくない残業をするはめになる

結果2:見たかったテレビ番組を見逃してしまう

結果3:気分が落ち込んでしまう(又は、苛々してしまう)

ここでのあなたの本音は一見、仕事を「引き受けたくない」と見えます。でも、何故か引き受けてしまいます。なぜでしょう?あなたは選択した後の事を考えてしまうのです。

想像1:もし断ったら、明日から会社行き辛い

想像2:もし断ったら、陰口言われそう

想像3:もし断ったら、なんだか気まずい

一見「引き受けたくない」と見えましたが、天秤の乗せてみると実は「断りたくない」の方が勝っていました。あなたは自分に正直に嫌な仕事を引き受けていたということになります。

自分の気持ちに正直になるというのは、自分の気持ちに気付く、自分の本音を探求するということです。

そして、あなたが想像する未来はまだ起こっていない事が大多数でしょう。現実はあなたが創造していますので、あなたが思った通りに展開していくということを忘れないでください。

思考の軌道修正の仕方

もし断ったら〇〇の〇の中はあなたの思考の癖と言えます。

癖に気付けば気を付けて修正していく事も可能です。

修正1:もし断っても、会社の誰も気にしていない

修正2:もし断っても、誰も何も言わない

修正3:もし断っても、気まずいと思う自分は居ない

最初の想像のもし断たら〇〇の〇の中を思っているのは自分だけだということに気付く事が重要です。

どうぞ自分に正直に人生を楽しんでください!あなたのより良い現実を応援しています。

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