嫌な感情を即座に消す方法

現実のしくみ
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現実は常にあなたに忠実です。あなたが気づいていない事をお知らせしてくれたりします。それは、あなたが無意識にそう思っているということに気付かせてくれる信号のようなものです。

現実を見れば、あなたがどのような設定・制限の中に生きているのかを確認することができます。

明日から少しだけ現実を注意深く見張ってみてください。

意味を付けているのは自分

こちらの記事も参考にどうぞ。

あらゆるものに意味を付けているのは自分です。そのもの・ことに意味を付ける前にはそれらはただそこにあるだけです。

試しにそれらがそこにあるだけなのを感じてみると面白いです。

脳内疑似ショッピング

そこにあるだけを体感してみましょう。最近訪れたお店でも良いのでイメージしてください。

あなたは買い物をしようとお店に来ています。店内には隅から隅まで色んな物が溢れています。

商品を見ながらなんとなく進んでいき、「あっ、これ・・・」と目を引いたものを手に取ります。裏や底色んな角度からそれを眺め、値段を確認し、棚に戻しました。

  • 値段が高かったからです
  • 思っていたクオリティではなかったからです
  • 特に欲しいわけではなかったからです

更に進むと商品を眺めながら手にはとらず通り過ぎていきます。

  • 興味ないから
  • 欲しくないから
  • こんなの誰が買うんだろう

もっと進むと、「これだ!」探していたものが見つかったようです。

あなたはそれを購入しました。

店内に入ってからお目当ての物を購入するまでの間商品はただそこにありました。

どうですか?

あなたが手に取らず通り過ぎた商品、見逃した商品、感情が動いたもの動かなかったものそれらは全てそこにありました。良い悪い、高い安い、可愛い可愛くない、欲しい欲しくないと、商品のひとつひとつに意味を与えていったのはあなただったことに気付きましたか?

嫌な感情の裏にあるもの

何かに対して嫌な感情を持った時、その裏には必ずあなたが決めた意味が存在しています。(良い感情の時も自分が決めた意味が存在しています)

嫌な感情を感じる時、そこには「~でなければならない」という決めつけが存在しています。その「~でなければならない」というルールから外れた時に、あなたは嫌な感情を感じます。

例えばそれは、常識的だと思われる事や、あなたが一般的だと思っている事、モラルなども含まれます。

そうでなければならないと思っているので、そうでない時に嫌な感情が沸き上がってくるのです。

ですが、そうでなければならないと思う事と、嫌な感情は本来セットではありません。

それすらもあなたが繋げて設定しています。

あなたが「そうでなければならない」と設定しているものが「そうでなかった時」嫌な感情を持つ必要はどこにもありません。それはただ、「そうでなかっただけ」なのです。そうでなかった前にはただそこにあるだけなのです。

嫌な感情を即座に消す方法

何かに対して嫌な感情を持った時に、その感情と一体となって嫌な気分になります。

ではその嫌な感情と一体となる前に即座に消す方法をお伝えします。

まず、感情を見張ります。嫌な感情が起こったら即座に次の事を考え、自問自答します。

  1. 「この現実は何を見せているのか」
  2. 「何故自分は嫌な感情を起こそうとしたのか」

この2つを自分に問い、その答えを探そうとすると、あなたは嫌な感情と一体化することが難しくなります。または、一体化しかけても元の世界に戻ります。

なぜ、即座に消せるのかを少し説明しておきます。

嫌な感情は半自動で起こっていると思います。その元となるものはあなたが勝手に決めた無意識の思い込みやルールです。しかし、その思い込みやルールとあなたの感情は本来別の属性なので、上記の質問は、ルール違反⇒嫌な感情のプロセスを中断させるものになるからです。また、質問をすることによりそこに一呼吸(空白)が加わり、プロセスの進行を遅らせ冷静になれるというものです。

またこの練習をすると、現実をありのままに見る事ができるようにもなります。(現実の中に散りばめられた真理に気づくこともあります。)

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