最近ふと降りてきたことをシェアします。
なぜ生きるのか、何のために生きるのか。このテーマには私が中学の頃に親友ととりとめもなく語っていたという思い出があります。
誰しも似たようなことを考えた事があるのではないでしょうか。
何の為に生きるのか、何故生きているのか。
そして、生きる意味についての答えを得る事が出来ました。ですが、この思考も過ぎ去るものです。一瞬の思いを切り取って保存する為にも記録しておきます。
必要な方へ届くように。
生きる意味
答えは“それ”を表現する為。
それとは、私、自分、存在、魂・・・本来の自分(肉体ではなく意識という意味)。
それを通して物体としての様々なものも表現しています。表現するのは“それ”と“それから成るもの”です。
芸術家や俳優、スポーツ選手など目立った人だけが自分を表現しているように錯覚するけど、実はそこに居るだけであなたはあなたを表現しています。
あなたが学生ならテスト前に勉強したりすることも、学校をズル休みすることも、あなたが社会人なら電車に乗って出勤することも、仕事のひとつひとつ、あなたが書く一文字一文字全てがあなたを表現しています。あなたの発する声、あなたの行動、発言、しぐさ、あなたの思考、全てがあなたを表現しています。そして、あなたはそれらひとつひとつ全てを表現する為に生きています。
面白い事なんて何もないしただ生きてるだけって思っている人でさえ、色んな事が閃き(ひらめき)ます。
駅までの道のり、コンビニまでの道のり、こっちの方が近道だなと近道を選択して通ります。近道ではないけど、その道が好きだからそこを通っていたり、いつもと同じ道だと安心するからそれを選んでいたり、常に何かが浮かんできてはそれを表現しています。
朝起きてルーティンがある人もない人も何等かを思い考え行動しています。
1日を意識的・無意識的に関わらず“それ“を表現する為にそれら全てを行っています。
あなたの好み、考え方、話し方、行動の癖、全てがあなたそのものを表現しています。
生きているだけで価値があるというのは本当
なにも面白い事なんてない、生きていてもつまらない、生きている意味がわからない、自分の人生に価値なんてないと思ってしまう事があるかもしれませんが、それは気のせいです。
生きているだけで、それはもうあなたという人の表現なのです。
あなたから見た特別な人、幸せそうな人、お金持ちな人、恋人とうまくいっている人、モテモテな人、仕事ができる人、その人たちは実は特別でもなんでもなくて、ただ自分を表現しているだけであなたと何も変わらないのです。
その人が特別だと決めているのはあなたなので、あなたの決定次第でその人々の属性は即座に変わってしまいます。
あなたは生きているだけで価値があると書きましたが、実は生きていなくても価値はあります。ですが、生きていないと表現ができません。表現できないということはあなた自身が価値を実感できません。
あなたの価値を実感するのはあなたの周りの人ではなく、あなた自身です。あなたが実感する価値とは、自分自身の表現の事です。
自分の人生を生きる
生きる意味を見失ってしまったり、自分に対して無価値観を持っていたりする場合多くの人は自分の人生を生きていません。
自分の人生を生きていないとは、自分の人生の主導権・決定権を自分以外に委ねています。自分の価値を他人を通して実感しようとしています。
他人にどう思われているか、他人と自分を比べたり、他人をコントロールしようとしたり、表現の基準が他人になっています。
ですが、あなたや私の世界には比べるべき他人は存在していません。コントロールすべき他人も居ません。比べているその他人を自分が創っているからです。自分が創った他人も自分の表現の一つとりなりますが、その時、その他人を自分が創っているという意識は低いでしょう。
あなたが創った他人とあなたの存在を比較することに何の意味もありません。
あなたは、あなた自身の表現に集中すれば良いだけです。そして、それが自分の人生を生きるという意味です。
あなたはあなたの好まない事に目を向けず、あなた自身を喜ばせる行動をし、別れ道や選択肢の岐路にぶつかった時に、本当の意味で好きな方、心が軽くなる方を選択していくと良いでしょう。
本当の意味での好きな方とは、本当の自分が望んでいるという意味です。その基準は自分の中だけで成立します。本当の自分(魂や意識等)が楽しい事より辛い事を望んでいるという場合もあるということです。
全てはあなた自身を表現している
あなたが好む好まないに関わらず、あなたが存在しているということは、それだけであなたという人を表現しています。
あなたの髪は黒ですか?茶色ですか?髪質はサラサラですか?ゴワゴワですか?髪は長いですか?短いですか?これらの表現に良いも悪いもありません。それは、ただ、あなたを表現しているだけのことです。その表現に対して「良い」とか「悪い」とか言い出したところから色々な感情がスタートします。
色々な感情がスタートする一歩前の時点ではただそれを表現しているだけなのです。
全ての表現はその時点ではただそこにあるだけです。
あなたが知覚する全てのものはあなたを表現するものです。あなたはあなたを表現するために、私は私を表現するために生きています。
あなたを表現する為に周りが存在している
本来は全ての物はひとつです。あなたの意識という材料でできています。あなたとあなた以外のものを区別した時はじめてあなたという存在を認識できます。
あなたが見る景色、あなたが体験する状況、どれもあなたを表現する為に存在しています。
小学生の頃図工の時間に版画を掘った事ある人は多いと思います。1枚の板に線や面を掘っていって表現したいものを浮き上がらせます。それと似たような感じです。
あなたを表現する為に周りがあります。逆に言うと、周りの状況や人・物があるから“あなたという存在”を認識できます。
まとめ
生きる意味は人それぞれですが、そのそれぞれが同じく行っている事は“それ”を表現するということです。
どのように表現するのかは自由です。どのように意味を付けるのかも自由です。楽しんでもいいし、苦しんでもいいのです。感じたいように感じるそれが現実を味わうということです。
現実を味わう為に表現し続けています。
今それを実感できなくても、意味を見出せなくても、あなたは表現し続けます。望んだ現実を味わいたいと思った時、本当は、望んだ現実を体験していたのだと気付いた時“それ”を実感するかも知れません。
まとめると、あなたは、あなたのままで良いということです。
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