生きている中で望まない現実に出くわす事があると思います。そうするとその事で頭がいっぱいになり、そのことばかり考えてしまいます。
願望達成したいけれど、その前にせめてこの望まない現実からすぐにでも抜け出したいと思っているあなたへ。
望まない現実から抜け出す方法をお伝えします。
望まない現実に力を与えない
最初に答えを書きますが、望まない現実から逃れる方法はただ1つです。
望まない現実に力を与えないということです。
望まない現実に力を与えている状態とは?
どんな現実も(望む・望まないに関わらず)意識すればするほどそのコントラストは強くなり、より浮彫になります。
望まない現実に注目すればするほど、集中すればするほどその現実をじっくりと味わうことになります。
何故なら、現実はあなたが意識したもので出来上がっているから。あなたのチョイスで決定するからです。
例え話をしましょう。
あなたは街中で変な動きをする人を見つけてしまいました。なんか変な動きをしてるなと思いながらその動きに注目してしまいます。目が離せません。その間、あなたの脳やあなたの目はその変な動きをする人に奪われています。友達がやってきてあなたに声をかけます。あなたは、待ち合わせしていた友達が近づいてきたことにも気づきませんでした。あなたの頭の中は変な動きをする人でいっぱいだったからです。
一見、この変な動きをする人が居たからあなたの脳内が占拠されたかのように思えますが、あなたの現実においては主役はあなただけなのです。あなたの現実で変な動きをする人が主役になれる事は絶対にありません。もし、あなたが変な動きをする人に注目せず、友達がどっちの方向から来るのかに注目していればあなたの脳や目は友達を探そうとします。
もし、あなたが変な動きをする人(望まない現実)を見たくないのであれば見なければいいわけです。意識すればするほど、その望まない現実があなたの頭を占拠していき、力を持っているかのように感じられてしまいます。
力を与えない
願望実現を目指している人は願望の事を考えれば良いし、そうでない人でも目の前が望まない現実の人は今集中している意識を別のものに逸らす事によってフラットな状態にすることができます。
フラットな状態にするにはフラットなものの見方をする必要があり、それは、そこにある現実に注目しない、ラベリングしない、感情と繋げないということです。逆にこれらをすればそれは先ほどの例え話の変な動きの人と同様目が離せなくなります。
自分の世界で現実に力を与える事ができるのは自分だけです。望まない現実に力を与えないでください。
現実を固定するもの
ラベリングや意味付けなどの元には過去の記憶が関係しています。人がものごとをジャッジする基準は過去の体験や記憶からです。過去の記憶が間違っていれば間違った解釈をします。その間違った解釈のまま望まない現実を創り出し、そのまま望まない現実を固定してしまいます。
過去の記憶を癒す
過去の記憶が本当に正しいのかを判断するのは難しいですが、本当かどうかそのものが疑わしいものです。過去の記憶と思っている事は今創造しています。
目を閉じて自分の奥深く、深く深く潜って見ていくと、小さな自分が傷ついている場合があります。話を聞き、慰め受け入れると現実をフラットに受け入れる事ができるようになります。偏見が取り除かれる為です。
まとめ
望まない現実から抜け出すには、
- 望まない現実に力を与えない
- 注目しない
- 注視しない
- 勝手にラベリングしない
- 望まない現実と感情をつなげない
- 過去の自分、インナーチャイルドを癒す
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